OS の起動時にネットワーク負荷分散サービスのエラー

Windows Server 2003 Standard Edition に VERITAS Backup Exec for Windows Servers 10.0 をインストール後、OS の起動時にネットワーク負荷分散サービスのエラーがイベントビューアのシステムログに記録されるようになった。ちなみに、ネットワーク負荷分散サービスはインストールしていない。

ソース : Service Control Manager
イベント ID : 7000
説明 : ネットワーク負荷分散サービスは次のエラーのため開始できませんでした: 指定されたサービスは無効であるか、または有効なデバイスが関連付けられていないため、開始できません。

ネットワーク負荷分散サービスと 7000 で検索をかけたところ、以下の Knowledge Base を発見。

ネットワーク負荷分散がインストールされていない場合でもイベント ID 7000 が表示される

対処法としては、HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\WLBS\Group の値を PNP_TDI から空にすればよい。Group ごと削除ではなく、PNP_TDI を削除しただけで、起動時にエラーが表示されなくなることを確認した。

なお、VERITAS のサイトにも以下のような Knowledge Base が存在する。対処法は Microsoft と同様。

After installing VERITAS Backup Exec (tm) 9.x or 10.x on a Windows 2003 server, an error message is generated indicating that the Network Load Balancing Service failed to start.

そういえば、VERITAS と symantec って合併したんだな。VERITAS のサイトを見に行ったら黄色いから一瞬びっくりした。