up2date や rhn_register が失敗する
わけあって Red Hat Linux 7.2 を新規インストール。インストール後に up2date で Errata を適用させようとして rhn_register コマンドを発行したら SSL のエラーが表示されて Red Hat Network に登録できない。
昔 Red Hat Enterprise Linux 2.1 の頃にも見かけたエラーだったので、原因はすぐに思い出せた。
up2date や rhn_register が使用する SSL 証明書が失効したことが原因なので、両パッケージを最新版にアップデートすればよい。Red Hat Linux 7.2 の場合は、下記サイトからダウンロードする。
New up2date available with updated SSL certificate authority file
Updated up2date and rhn_register packages available
RPM パッケージをダウンロードしたら rpm コマンドを発行してアップデートする。
# ls up2date-2.8.40-2.7.2.i386.rpm up2date-gnome-2.8.40-2.7.2.i386.rpm rhn_register-2.8.27-1.7.2.i386.rpm rhn_register-gnome-2.8.27-1.7.2.i386.rpm # rpm -Fvh up2date-*.rpm rhn_register-*.rpm Preparing... ########################################### [100%] 1:up2date ########################################### [ 25%] 2:up2date-gnome ########################################### [ 50%] 3:rhn_register ########################################### [ 75%] 4:rhn_register-gnome ########################################### [100%] #
アップデート後、rhn_register コマンドを発行して Red Hat Network に登録し、up2date コマンドで残りのパッケージをアップデートすることができた。
ちなみに、Red Hat Enterprise Linux 2.1 や Red Hat Linux 9 で同様の問題が発生したときは、下記サイトから RPM パッケージをダウンロードするとよい。
