20桁の更新されたファイル名が警告としてログに出力される

Red Hat Enterprise Linux ES 3 で NetVault 7.1.1 を利用してバックアップを取得している。毎回のスケジュールジョブのログを見てみると、以下のような警告が残っている。

File '01234567890000000001' in flux during backup

20桁の数字で構成されたファイルなのだが、数字は毎回微妙に異なっている。また、バックアップメディアを検索すると /usr/netvault/tmp ディレクトリ以下に存在していたのだが、実際に OS 上の該当ディレクトリを確認しても、そのようなファイルはなかった。

「in flux during backup」ということは、バックアップ取得中に変更のあったファイルなのだろうと思っていたのだが、今回以下のような FAQ を発見。

NVT00075 : File Systemバックアップで20桁の更新されたファイル名が警告としてログに出力される

この FAQ によると、NetVault 自体が使用するファイルだから File System 経由でバックアップを取る必要はなく、NetVault Database 経由でバックアップをすればよいようだ。

NetVaultはバックアップ時に一時領域にバックアップ・カタログ情報を格納します。そのファイルは常時更新されているため上記のような20桁の数字が羅列したファイルが警告メッセージに上がります。通常NetVault自体のバックアップはNetVault Databasesから取得しますので、File System経由で取得する必要はありません。NetVaultインストール・ディレクトリは、File System経由でのバックアップ対象からはずして運用されることをお勧め致します。

というわけで、/usr/netvault ディレクトリ自体を File System でのバックアップから除外。