STOP エラー後の自動再起動を無効にする

Windows XP Professional with SP2 で、OS 起動時に STOP エラーが発生するようになってしまった。

STOP エラーが発生してしまったときには、その画面で表示されているエラーメッセージをメモして原因究明に利用するのだが、Windows XP の初期設定では STOP エラーが発生すると自動的に再起動してしまうため、エラーメッセージを読み取るのが困難なケースがある。

そのような場合には、以下のサポート技術情報を参考に、自動再起動を無効にすればよい。

マイクロソフト サポート技術情報 - Windows 拡張オプション メニューに追加された [システム障害時の自動的な再起動を無効にする] について

Service Pack 2 をインストールした Windows XP では、起動途中に F8 を押下して表示させる拡張オプションメニューの中に、「システム障害時の自動的な再起動を無効にする」というオプションが追加されている。これを選択した状態で OS を起動すると、起動途中に STOP エラーが発生しても自動的に再起動することはなく、エラーメッセージを読み取ってメモするのに十分な時間が取れる。

ちなみに、Windows XP が正常に起動する状態であれば、以下の設定を変更することで自動再起動が無効になる。

  1. コントロールパネルから、システムのプロパティを表示。
  2. 詳細設定タブから、起動と回復の設定ボタンをクリック。
  3. システムエラーにある、自動的に再起動するのチェックを外す。

2006/10/29 追記

Windows XP が正常起動する状態で、自動再起動を無効にする方法について、以下のサイトも参考にすること。

@IT - Windows TIPS : システム・エラー発生時の自動再起動を無効にする